• 運針会の後も継続して刺し子を楽しんで頂くことを目標に

    2025年に向けての運針会プロジェクト

  •  

    運針会の皆様へ。

     

    刺し子を通して頂いたご縁を、ずーっと繋げていきたい。

    皆様と何かを一緒に作りたい。

    その思いは変わらず、今年も運針会の皆様と作品を作っていけたらと思っております。

     

    2025年の完成を目指す運針会プロジェクト、2種類準備しました。

     

    「運針会と一目刺しジャケット」

     

    &

     

    「それぞれの伝統柄でそれぞれの作品を作る」

     

    詳細は下記しておりますので、スクロールダウンください。

     

    また、両プロジェクトとも、参加希望につきましては

    このページの末尾にあるGoogle Formよりお知らせ下さい。

     

    [備考]

     

    *2024年以降の運針会に参加されて、今回が初めての運針会プロジェクトへのご参加の場合、

    まずは伝統柄の企画にご参加下さい。

    伝統柄の刺し子を完了させて頂いてから、一目刺しのプロジェクトへ参加頂けます。

     

    伝統柄のプロジェクトの詳細についてはスクロールダウンをして

    「それぞれの伝統柄でそれぞれの作品を作る」

    以降の詳細を読んで頂けますようお願いいたします。

  • broken image

    Unshinkai x Hitomezashi

    「運針会 x 一目刺しジャケット」

  •  

    これまでに運針会プロジェクトにご参加頂いたことがある方を対象としたプロジェクトです

    2024年以降に運針会にご参加頂いた方も、「伝統柄」のプロジェクトの後にご参加頂けます。

    運針会直後にこのページをご覧頂いている場合は、この箇所は飛ばして「伝統柄」のプロジェクトの詳細をご確認下さい。

     

    プロジェクトの内容は以下に詳しく記載します。

    難易度が高めのプロジェクトになりますが、是非ご参加下さいませ。

     

    参加希望につきましては、このページの末尾にあるGoogle Formよりお知らせ下さい。

     

    運針会と一目刺しジャケット

     

    2020年、運針会プロジェクトの完成品を初めてみた時に、「もしかしたら…」と夢見たことがあります。それが、恵子さんの代表作とも言える「古布一目刺しジャケット」を、皆様のお力を借りて作ることです。

     

    針目の大きさが決められた刺し子ではないのは勿論のこと、決まった図案に合わせて針を動かす刺し子ですらありません。絣の規則性を利用して、皆様の刺し子をお借りして作る作品になります。

     

     

    -

    -

     

    プロジェクト概要

     

    この一目刺しジャケットは、絣の古布の柄を利用した刺し子です。絣の柄を方眼(斜方眼)とみなし、規則性を見つけて一目刺しをしていきます。

     

    古布の為、規則性から作られる一目刺しが伸縮したり歪んだりしますが、その崩れたバランスも含めて面白い作品ができるものです。

     

    古布の特徴である使い古した柔らかさや薄さの為、一枚では刺し子ができず、裏に薄い布を重ねて刺し子をします。「古布を集め、必要に応じて繋ぎ、裏布を付け…」と準備の段階で手間がかかる仕事の上、限られた刺し子さんのみにお願いをしていた刺し子なので、1年に1着作る作品がこれまでの精一杯でした。

     

    運針会の皆様のおかげで、着数を増やして世界の皆様にみてもらえるようになると嬉しく思っています。

     

     

    プロジェクトの流れ

     

    初めての方もいらっしゃると思うので、まずはサンプルとして練習用の布を、2色の刺し子糸と共にお送りします。絣の柄を方眼・斜方眼とみなしながら、好きなように一目刺しをしてみてください。2色の色で縦線&横線を入れ替えると面白くなったりします。

     

    「練習用」とは銘打っていますが、最終的には皆様の布をつなぎ合わせて野良着かタペストリーを作る予定です。

     

    それぞれ違った絣布を繋ぎ合わせた布をお送りします。ご自身で絣の布と裏布(薄い布)を重ね、ずれないように躾をかけ、「2本取り」で一目刺しをしてください。お送りする布はそれぞれ柄が違っていて、大きさもばらつきがありますが、恵子さんのお任せとしてご理解頂ければ幸いです。

     

    裏面も綺麗に見えるように、布と布の間に糸を入れて隠す感じで糸切りをします。糸の処理は重ねはせずに、布と布の間に糸を入れる際に、裏側の布を少しすくう形で調整してみてください。(図1参照)。

     

    練習用を送り返して頂いた後、ご希望される方に本番用の一目刺しジャケット用の絣布と糸をお送りしたいと思っています。まずは淳から連絡が行きますのでお待ち下さいませ。

     

    (追記)

    *淳からの案内メールにおいて、「2025年に向けての運針会プロジェクト - 伝統柄版 - を既にご希望頂いている方は、そちらの伝統柄が終わった後にご参加くださいませ。」と記載がございます。こちらは、このページにて紹介している2025年に向けての運針会プロジェクト「伝統柄版」のみ対象で、それ以外にお預けしているものがある場合でも、ご参加頂けます。この制約の目的は、必ず一度は運針で一目刺し以外の刺し子を私達に提出して下さっているようにするというものです(公平を保つ為)。2025年に向けての伝統柄に参加している方でも「戻り組」の方であれば一目刺しを先にしても大丈夫です。ご相談下さい。

     

    -

    -

     

     

    参加費用・報酬について

    • 一度運針会プロジェクトにご参加頂いた方を対象としているので、参加費用は必要ありません。大変恐縮ですが、サンプルを完了した後の復路の送料(クリックポスト可)のご負担だけお願いいたします。
    • 古布と一目刺しを楽しんでもらうことが主旨ですので、今回のサンプルから出来上がるジャケットやタペストリーは販売を目的とするものではありません。展示目的の為、大変恐縮ですが、今回のプロジェクトに関しては刺し子への報酬はゼロとご理解いただけますようお願いいたします。作品を見本として世界に紹介をし、欲しいという方がいらっしゃれば金額の相談をして、皆様に「お仕事としての刺し子」として再度お願いできればと思っています。その際には具体的な報酬の金額を明示いたします。
    • 原則として日本国内在住の方を対象としておりますが、日本国外の在住の方でもご参加頂けます。その場合は材料の輸送&返送にかかる費用をご負担頂けますようお願いいたします。送付先、あるいは立替送料については別途ご連絡を差し上げます。

    納期について

    • 「好きな時に好きなように刺し子をして欲しい」という願いに変わりはないので、絶対に守らなければいけないという納期は設定しません。ただ、目安として材料の発送から3~4ヶ月を目処に送り返して頂ければ幸いです。希望のプロジェクトが多い場合は、自分の針の進み具合と相談しながら、参加プロジェクトを決めて頂ければと思います。
    • 材料を受け取った後、相当時間がかかりそうだぞーという場合は、その都度ご相談頂けたらと思います。納期が間に合わないからといってペナルティー等はありませんのでご安心下さい。

     

  • フォローアップとサンプル等

    broken image

    図1の説明書きです。

    裏面も綺麗に見えるように、布と布の間に糸を入れて隠す感じで糸切りをします。糸の処理は重ねはせずに、布と布の間に糸を入れる際に、裏側の布を少しすくう形で調整してみてください。

    broken image

    刺し方について、恵子さんの手書きのアドバイスです。

    2本取りの難しい点は、針を引く時に、針や手首の回転で糸が捩れることがある点です(すべての人に当てはまるわけではありません)。捻れる癖がある場合は、糸を空にぶら下げるなどして、不自然な捻りを解消しつつ針を進めるようにしてください。

     

    また、きつく糸を引きすぎてしまうと、布地が縮み固くなってしまいます。逆に緩いと2本取りの糸が割れてしまいますので、いとこきが重要になります。ただ、これまでにご参加頂いたプロジェクトの中での2本取りも、多くの方が綺麗にできているので、心配しすぎることのないようにお願いします。

     

     

    broken image

    それぞれの一目刺しのアイディアのサンプルです。

    サンプルは随時追加します。あくまでイメージですが、このページのトップのようなジャケットを年に数着作れると、本格的な展示”販売”会の夢が一歩実現に近づくなと思っています。

  • プロジェクトに初めてご参加頂く方は以下を一読下さい。

  • Traditional Pattern Sashiko Jackets

     

    「それぞれの伝統柄でそれぞれの作品を作る」

  •  

    こちらは、2024年以降に運針会にご参加頂いた方を主に対象としたプロジェクトです。

    もちろん、2023年以前に運針会に参加された方もご参加頂けます。

    また、これまでに運針会プロジェクトに御参加頂いた方もご参加頂けます。

     

    プロジェクトの内容は以下に詳しく記載します。

    「私なんてまだ初心者だから…」などと遠慮せず、是非ご参加下さいませ。

     

    参加希望につきましては、このページの末尾にあるGoogle Formよりお知らせ下さい。

    それぞれの伝統柄の、それぞれの作品

     

    2025年に向けての運針会プロジェクトの第一弾は、「刺し子の伝統柄と藍染布に慣れて楽しんで頂く」ことを目標として、4つの伝統柄の中から好きな柄を選んで頂き、その柄が印刷された「印刷布(運針会で使った藍染布)」と「刺し子糸」を_クリックポストにてお手元にお送りします。

     

    練習も兼ねて「重ね」をして裏をつけなくてもいいようにお願いできればとは思っているのですが、菱青海波等、少し面倒な柄もありますので、ご相談頂ければと思います。その他は恵子さんのおおまかな指示書に従って頂ければ思います(指示することもないかもですが)。

     

    また、刺し順等、質問があれば、このウェブサイトで質問にお答えしていくという形を取れたらと思っています。この一連の流れに参加ご希望の方は、以下のご参加にあたっての補足事項」を一読頂いた上で、刺し子をしたい柄(複数選択可能)をページ末尾のGoogle Formよりお教え下さい。

     

    -

    -

     

    お選び頂ける伝統柄について

    • 「麻の葉」「七宝」「菱青海波」「網文」の4種類からお選び下さい。それぞれの伝統柄で、皆様が刺し子をしてくださった藍染布を繋ぎ合わせて、野良着、あるいは恵子さんの直感に従った作品を作ります。
    • それぞれの柄に上限を設けて、柄一つにつき、一つの作品となるように準備をします。
    • 刺し子をして頂く布地の大きさ:縦50cm x 横65 cm ほど。いつもの藍染布です。
    • 作品を仕立てる段階で切れ端となってしまったものは別途タペストリーの一部にさせて頂ければと思っています。

     

    前回の運針会プロジェクトに御参加頂いた皆様へ

    • この第一弾は2024年から運針会に御参加頂いた方を主な対象と想定して準備をしました。ただ、運針会の卒業生であれば誰でもご参加頂けます。前回の第三弾とほぼ同様のプロジェクトとなる点、ご了承ください。今回は「一つの柄で、柄を混ぜずに一つの作品」を作ることを目標としています。
    • 上記以外にも「お仕事としての刺し子」の準備も進めております。前回の参加時にご希望を頂いていた方を対象に夏前にご案内ができればと思っております。なお、前回は興味なかったけど、今回は興味があるという場合も、以下のGoogle Formにてご回答頂けますと幸いです。

     

  • ご参加にあたっての補足事項

     

    参加ご希望の方は、刺し子をしたい柄(複数選択可能)を以下のGoogle Formよりお教え下さい。よくある質問への答えも含めて、以下に補足事項を纏めましたので、一読頂けますと幸いです。

     

    参加費用・報酬について

    • 毎回迷いに迷っているのですが、今回も初回参加の方に限り、参加費という形で2,000円(二千円)を集めさせて頂ければと思っています。これは「布と糸を預けたは良いけれど、連絡が取れなくなってしまった……」というリスクへのヘッジです。材料費も発生するため、ご理解頂ければと思います。複数の柄をご希望頂いても、同額の2,000円の参加費で大丈夫です
    • 2023年までの運針会ジャケットやタペストリーのプロジェクトにご参加頂いている方は無料でご参加頂けます。大変恐縮ですが、刺し子をした後の復路の送料のご負担だけお願いいたします。
    • 刺し子を楽しんで続けて頂きたいという大きな目標があるので、今回作るジャケットやタペストリーは販売を目的とするものではありません。「運針会にご参加頂いていれば誰でもOK(現状の技術は気にしない)」という所が一番大切だと思っています。その為、完成品は見本とするので心配なさらず気軽にご参加ください。また展示目的の為、大変恐縮ですが、今回のプロジェクトに関しては刺し子への報酬はゼロとご理解いただけますようお願いいたします。作品を見本として世界に紹介をし、欲しいという方がいらっしゃれば金額の相談をして、皆様に「お仕事としての刺し子」として再度お願いできればと思っています。その際には具体的な報酬の金額を明示いたします(これまでと一緒くらいなので、それほど多い額ではありませんが)。
    • 原則として日本国内在住の方を対象としておりますが、日本国外の在住の方でもご参加頂けます。その場合は材料の輸送&返送にかかる費用をご負担頂けますようお願いいたします。送付先、あるいは立替送料については別途ご連絡を差し上げます。

    材料について

    • 刺し終わった後の糸や、また糸巻きは返却の必要はございません。ご自身の刺し子にお使いください。
    • 針、指貫は運針会で使用したものをご使用下さい。紛失してしまった、あるいはもうすでに3針駄目にしてしまった等の場合はご相談下さい。

    納期について

    • 「好きな時に好きなように刺し子をして欲しい」という願いに変わりはないので、絶対に守らなければいけないという納期は設定しません。ただ、目安として材料の発送から3~4ヶ月を目処に送り返して頂ければ幸いです。希望のプロジェクトが多い場合は、自分の針の進み具合と相談しながら、参加プロジェクトを決めて頂ければと思います。
    • 材料を受け取った後、相当時間がかかりそうだぞーという場合は、その都度ご相談頂けたらと思います。納期が間に合わないからといってペナルティー等はありませんのでご安心下さい。

     

    刺し子について

    • 糸の色等の指示書が同封される場合がございますが、刺し子そのものへの縛り(ルール)はございません。
    • 運針会で学んで頂いた刺し子を楽しんで頂ければと思います。

    不安に思われることもあると思うので、その場合はご相談頂ければ幸いです。その都度、このウェブサイト上にて質問と答えをアップデートしていきます。
     

  • 伝統柄の刺し方への参考資料&フォローアップ

    broken image

    麻の葉柄の裏の処理

    2種類の裏の処理を説明しています。このプロジェクトでは裏がつかないので、重ねをするようにお願いします。

    broken image

    麻の葉柄の「重ね」と「飛び」のサンプル

    重ねる場合は

    broken image

    重ねが必要な場合と必要ではない場合

    仕立ての際に皆様の刺し布を繋げる為、四辺の端の重ねは必要ではありません。(以下の七宝のサンプルを参考にして下さい)。柄の途中は重ねるようにお願いします。

     

    「重ね」は慣れが必要なので、あまり綺麗に見えなくても心配せずに進めて下さい。2本重なっているように見えても大丈夫です。

    broken image

    刺し布の周囲の「重ねがいらない」箇所のサンプル

    端は重ねは必要ありません。数センチ残して頂ければと思います。

  • 参加申込フォーム - 2025年に向けての運針会プロジェクト